債務整理の事なら横浜シーサイド司法書士事務所にお任せください

　 １日中、電話が鳴り止まない状態が続き、仕事中も気が気でない毎日が続いていた時に、ある本屋で借金の悩みを解決するために、弁護士・司法書士が力になってくれると書いてあったため、すぐに近くの司法書士に電話し、相談に行きました。その司法書士さんが言うには、「もうすでに返済できる額ではなく、Ｍ自身もまだ若いため、ここで「自己破産」してやり直してみてはどうか」ということでした。Ｍさんもとにかく今の状況をどうにかできるならと「自己破産」することを了承し、司法書士さんにお願いすることにしました。司法書士さんに依頼して、二日後から突然、債権者からの電話が一切なくなりました。これが司法書士さんが言っていた「受任通知」の効果であることに気がつきました。その後は取立てや返済に追われることがなくなったため、平穏な生活を取り戻すことができました。

　しかし、生活が平穏になり、冷静に物事を考えることができるようになったため、「自己破産」という手続きをすることによって、「これでこの先の人生は真っ暗になるのではないか」などと、いろいろな不安がよぎり、その度に司法書士さんに尋ねたのですが、徐々に「自己破産」という手続きがそれほど怖い手続きではないということが分かってきました。

　その後、様々な書類を用意したり、陳述書と呼ばれるこれまでの経緯を書いたりと、仕事もあって大変でしたが、これも自分のためと自分に言い聞かせ、約半年ほどで自己破産の手続きが終わりました。全ての財産がなくなると思っていたＭさんは、８年愛用している車を残すことができたことが本当に嬉しかったようです。

　 Ｍさんは「自己破産」の手続きが終わり、借金もなくなり、新たなスタートをきることができると思ったときに、これまでの辛く苦しかった過去が頭に浮かび、涙が止まりませんでした。その涙は自分に対する反省の涙と、これから同じ失敗を繰りかえさず、明るい未来を作っていこうという決意の涙だったのだと思います。

　現在は、仕事の方も順調で、プライベートも仕事場の同僚などと楽しく過ごす毎日を送っています。